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紙質がいいから感動的な話し

なぜ外房の海で見つかった? 魚が届けた15年前の手紙(asahi.com)

 先日から古紙の含有率が表示より少ないという、製紙業界の偽装表示が問題になっていますが、古紙を混ぜて紙を作るのにコストが掛かるのはわかりきったこと。環境省は逃げを打っているようですが、環境省も業者も一蓮托生です。

 嘘を表示する事はいけませんが、これもまた誰か迷惑を被った方がいるんですか?

 さて魚が届けた手紙ですが、たぶん紙質がよかったからインクも滲まず、破れもせずに海から自分への手紙が届いたんでしょうね。

 いろんな要素が絡み合っての事でしょうが、いい話じゃないですか。紙質がいいから感動的な話しも生まれたんですよ。
 15年前、川崎市の小学生が書いて風船で飛ばした手紙が、千葉県の犬吠埼沖で底引き網にかかった。水深1000メートルの海底で水揚げされたサメガレイに付着していた。大学生になった差出人は25日、銚子市漁協を訪れ、手紙を受け取った。なぜ外房の海で見つかったのか。ずっと海底にあったのだろうか。

 差出人は早大2年の白髭奈津実さん(21)。

 白髭さんは25日、銚子漁港を訪れ、発見者の漁業君野喜好さん(52)から手紙を受け取った。破損がなく、はっきり読めることに驚いた。

 「一生こんないいことはないかもしれない。見つけて連絡までしていただいた君野さんに本当に感謝しています」

 君野さんは「15年も前のものでたまげた。『おへんじをください』とあったし、学校の名前も書かれていたので漁協に連絡を頼んだが、無事返せてよかった」と、ほっとした表情を見せた。

●紙質のせい?

 2人は驚きを隠さないが、そもそも紙は長い時間、水中で形をとどめられるのか。

 山内龍男・京大准教授(紙科学)は「紙質や水流など好条件が重なれば、15年にわたって水中で保存され続けることは十分ありうる」と言う。登山用の地図などは、紙の繊維の結合部分に水が入りにくくする紙力増強剤を使っており、水中でも数十年もつ可能性があるという。

 ノートや便箋(びんせん)など普通の紙の多くでも、一般的な紙力増強剤やインクのにじみを防ぐ物質が入っており、意外に長持ちするそうだ。

 だが、山内准教授は「そんな普通の紙だと、水中で5年ももたずに紙の繊維がバラバラになってしまうケースが多い」と話す。

 上埜武夫・静岡大元教授(紙パルプ、環境科学)は「小学生の使う紙だから、特殊な防水加工をしたとは考えにくい」と言う。手紙がしばらくは陸上にあって水中にあった時間は長くないのでは、とみる。

 白髭さんによると、紙は、小1の2学期、教室で先生から渡されたという。紙質などすっかり忘れていたが、25日、漁港で受け取り、普通よりつるつるした手触りの紙だったことに気づいた。「水をはじく感じの紙だったので長持ちしたのでしょうか」。鉛筆ではなくペンで書いて、隅にパンチ穴を開けたことは覚えていたという。

●魚は当時10センチ

 では、手紙は水中でどんな状態にあったのか。

 東京・築地市場の「おさかな普及センター資料館」の坂本一男館長(魚類学)は「海中を漂っていた手紙が、網にかかる過程で魚に付着したと考えるのが普通では」と推理する。

 サメガレイは生後6年で体長50センチに達するが、手紙の付着していた魚が15年前に生まれていたとしても、10センチ足らずの幼魚だったとみられる。同じ魚がずっと手紙を抱いていた可能性は低い。

●偏西風が影響

 手紙を結んだ風船はどこまで飛んだのか。

 ヘリウムを入れたゴム風船は通常、上空約8000メートルまで上昇するがやがて破裂する。気圧が上空5500メートルほどで地上の半分に下がって風船が膨張するうえ、気温は千メートルごとに約6度低下し寒さで割れやすくなるからだ。

 インターネット上で「風船専門ドットコム」を運営する広告会社グルーブ(東京)によると、容量10リットルの普通のゴム風船はヘリウムを入れると約5グラムの浮力がある。風船自体は1グラム台で、軽い手紙を付ければ相当の高さまで上がるという。

 上昇を始めれば今度は風で流される。とくに冬場は上空5000メートル以上を偏西風が吹いており、放たれた風船は太平洋上空に流れることになる。

 小学校から犬吠埼沖まで約150キロ。「海流からすると、房総半島の館山や勝浦の沖から流されながら少しずつ沈んでいき、犬吠埼沖で1000メートルの海底まで達した」というのが手紙を見つけた君野さんの推理だ。

●そして食卓へ

 君野さんによると、手紙を運んだサメガレイは何事もなかったように競り落とされ、出荷されたという。
    ◇
■「がんばったカレイに感謝」

 川崎市宮前区の市立宮崎小1年生だった白髭さんが風船を飛ばしたのは93年11月27日。開校120周年を祝い、校庭に集まった全校児童約千人が、手紙を結んだ風船をカウントダウンに合わせて一斉に放った。

 「だれかに届くといいな」。白髭さんはそんな思いで小さくなるまで風船を眺め続けた。「きれいな空だった」「風船がありのように小さくなった」と別の児童も当時、こう文集に書いた。

 飛ばした手紙に返事が届くと、先生が朝礼で紹介した。「千葉県からが大半で、2年後に届いたものもあった」と当時、同小にいた中村清治先生は振り返る。

 白髭さんは、自分にも返事が来てほしいと思いつつ、いつしか手紙のことを忘れた。油性のペンで書いた記憶はあるが、何を書いたかはすっかり忘れていたという。

 卒業後は地元の中学、市内の高校に進んだ。浪人した末に大学合格。月日は流れていた。

 「長く海底にあったものが今ごろ拾われるなんてびっくり。本当にこんなことがあるんですね。がんばったカレイにはありがとうを言わないと。食べたらかわいそう」

 手紙は額に入れて自宅に飾りたいという。

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